古き良き歴史を引き継ぐ家/倉敷市下津井
【After】キッチン

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事例39

古き良き歴史を引き継ぐ家/倉敷市下津井

【Before】キッチン
【Before】キッチン

リノベーションのポイント

  • 築100年以上の古民家の趣を活かした住まいづくり

    通り土間や古い建具、造り付けの箪笥など、古民家ならではの魅力を残しながら、現代の暮らしに合う空間へとリノベーションしました。

  • 移住後の暮らしを見据えた快適な住空間

    明るく使いやすいキッチンをはじめ、現代のライフスタイルに合わせた設備を取り入れ、快適に暮らせる住まいを実現しました。

  • 建物の状態を見極め、安心して住み続けられる改修

    古民家の状態を丁寧に確認し、必要な補修を行いながら、これからも長く住み継げる住まいへとリノベーションしました。

事例情報

エリア
倉敷市下津井
建築
伝統構法

事例の紹介

瀬戸大橋のすぐ近くに佇む、築100年の古民家。その長い年月が刻んだ物語を新たな住まい手へ受け継ぐため、「減築」という選択肢を取り入れた古民家再生を行いました。

今回のリノベーションで大切にしたのは、建物がもともと持つ「表情」を活かすこと。味わい深い建具や家具は職人の手で丁寧に手入れを施し、受け継がれてきた趣や温もりを残しながら、現代の暮らしに寄り添う住まいへと生まれ変わりました。

この建物は、今後、二地域居住の拠点やゲストハウスとしての活用を予定しています。

行政と共に、施工地である倉敷市下津井エリアを中心に、空き家の利活用や移住・二地域居住の促進に取り組んでいます。瀬戸内海の豊かな景観と歴史ある町並みが魅力の下津井は、一方で空き家の増加という課題を抱える地域でもあります。なんば建築工房では建物の再生を通じて、地域の活性化にも力を注いでいます。

古い建物を「壊す」のではなく、「活かし、次の世代へつなぐ」。建物の価値だけでなく、地域の魅力や人とのつながりも未来へ受け継いでいけるよう、一棟一棟に想いを込めて古民家再生に取り組んでいます。

通りから見える外観は、歴史ある佇まいを残すため大きく手を加えず、既存のガラスも丁寧に再利用した。一方で、住まいの裏側は一新。窓枠の付け替え、壁は焼杉板を貼り、バルコニーには柵をつけてプライベート空間へ仕上げた。

【2間続きの和室】
歴史を刻んできた窓ガラスや木枠、和箪笥を丁寧に再利用。長い年月を経た素材だからこそ生まれる味わいを大切に残し、古民家ならではの趣を感じられる和室。

【キッチン】
青いタイルが印象的なキッチンは、すっきりとしたデザインで空間に心地よいアクセントがプラスされている。北向きでありながら、2階まで続く吹き抜けからやわらかな自然光が入り開放感がある。

2階の寝室横の吹き抜けからはキッチンが見下ろせるようになっている。

【浴室・トイレ】
水回りは全て青と白でまとめられ統一感がある。

【洗面台】
余白を楽しむ洗面室。シンプルで機能的な洗面。

【寝室】
寝室も、箪笥など元々あった調度品はそのまま職人の手仕事で再利用した。昼は、太陽光が入り明るい寝室。夜は、夜景が望める落ち着いた空間となっている。

なんばの古民家を体験できる展示施設